シングルセル解析
- 同一細胞内のmRNA発現を同定
- 希少な細胞種やmRNA発現を検出
- 細胞の不均一性を解析
シングルセル解析は細胞1つ1つの遺伝子発現量、免疫レパトア等を個別に検出する解析手法です。個々の細胞を区別して解析するため、複雑な生物学的プロセスや細胞間の不均一性を理解することができます。
技術により、解析可能なサンプル(生物種や組織保管状態等に依存)や得られる情報が異なります。医学、生物学、バイオテクノロジーなど、さまざまな分野の最先端研究で用いられています。
サービスの流れ
サービス比較
シングルセル免疫プロファイリング
シングルセル遺伝子発現
シングルセル遺伝子発現Flex
シングルセルマルチオーム
サンプルタイプ
- 生細胞・核
- 生細胞・核
- 固定細胞・核
- 核
生物種
- ヒト・マウス・その他
- ヒト・マウス・その他
- ヒト・マウス
- ヒト・マウス・その他
(最大)ターゲット細胞数/ラン
- 18000
- 18000
- 8000
- 9000
検出方法
- 細胞(または核)中のmRNAをpolyA鎖を介して捕捉し発現遺伝子を検出
- 細胞(または核)中のmRNAをpolyA鎖を介して捕捉し発現遺伝子を検出
- 全トランスクリプトームパネル(プローブ)を使用して細胞(或は核)中の発現遺伝子を検出
- 同一核からの遺伝子発現とクロマチンプロファイリングの組み合わせ検出
Multiplex対応
強味
- 幅広い生物種対応
- TCR/BCR全長ペアシーケンス
- 5′ 全トランスクリプトーム(遺伝子発現)
- 幅広い生物種対応
- 3′ 全トランスクリプトーム(遺伝子発現)
- シングルセル免疫プロファイル(SC5’)より検出感度が高い
- デリケートなサンプルも実施可
- 組織から細胞まで幅広いサンプルに対応可
- サンプル固定により、フレキシブルな実験計画が可
- 複数のサンプル混合で一括実施可(コスト削減)
- オープンクロマチン領域を検出
お勧めのサンプル例
- 免疫レパトア解析をしたいサンプル (PBMC, TILなど)
- 多様な生物種サンプル
(PBMCから植物細胞(プロトプラスト)など) - 細胞数が少ないサンプル
- 細胞数は十分に確保できるが劣化しやすいサンプル
- 分化途中等の特定のタイムポイントを見たいサンプル
- 液体窒素保管した組織やFFPEサンプル
- 遺伝子発現とオープンクロマチン領域の両方を見たいサンプル